内藤陽介先生がNHK第一にレギュラー出演決定! 4/13放送より #チャンネルくらら #郵便学

【3月30日配信】楽しく学ぼう!シリア現代史 第5回「フランス・シリア条約1936年」かしわもち 内藤陽介【チャンネルくらら】 

https://youtu.be/09Bl8TbL2oc

 

【朗報!】

チャンネルくららでおなじみ、郵便学者の内藤陽介先生ラジオNHK第一4/13から隔週で15分間のコラムを持つことになったそうです。

  

コラムのコンセプトは「切手でみる世界史」なのだそう。

内藤先生の守備範囲は恐ろしく広いので、その時々の話題の時事ネタなどを絡めたコラムとなるのでしょうか。

 

何といっても、内藤先生の強みは、その豊富な知識量に加えて「切手紀行」という形で実際に世界各国を旅して現地を見ているということ。

 

切手と現地の風景なども織り交ぜた。面白楽しく、かつためになるコラムが期待できると言えます。

乞うご期待!!

 

■お薦め本

 『反米の世界史』感想

http://bit.ly/2bZt7TR 

切手は”小さな外交官”! ”反米”を語ればアメリカがわかる! 「味方を敵にする名人」であり、「国益に適わなければ同盟すら見捨てる」のはアメリカの常識

 

書評『ハバロフスク

http://bit.ly/2l8s7iZ 

集めるだけが切手じゃない!切手紀行という楽しみ方~ロシア・ハバロフスク

郵趣の総合スタイル「切手紀行」

■神に祈ったスターリン

シベリア抑留者の眠るハバロフスク市営墓地

 

アウシュヴィッツの手紙』感想

http://bit.ly/2cRwdnZ

郵便が語るアウシュヴィッツ 

■郵便学、フィラテリーとは

■陰惨でないからこそ直視できる

■終戦間際になって全世界に知れ渡ったユダヤ人虐殺の実態

 

PS:

本編の放送の内容でいけば、個人的に興味を引いたのはフランス・シリア条約成立に際して1936年に起きた2つの出来事、すなわちドイツによるラインラント進駐スペイン内乱が大きく影響しているということ。

 

特にスペイン内乱は、革命勢力・進歩的勢力・反ファシズム運動を支援する立場からソ連コミンテルン国際旅団という形で強力に支援していたことを『アメリカ共産党コミンテルンで知りました。

そして、国際旅団として内乱に参加した多くのアメリカ共産党が後に第二次世界大戦中の米国の秘密活動の中枢部門「戦略事務局OSSに徴募され、対日工作に関わっていきます。

 

さらに、この共産主義者が集められた戦略事務局OSS第二次世界大戦後においてはソ連コミンテルンによる大規模な組織的諜報活動主要ルートの一つを形成するに至っていたということが『ヴェノナ』によって暴かれています。

 

未読ではありますが、スペイン内乱のおけるソ連コミンテルンの活動実態を詳細に記したものとしては、島田顕著ソ連コミンテルンとスペイン内戦』があるようです。 

いずれ読んでみたいです。

  

書評『アメリカ共産党コミンテルン』 

http://bit.ly/2jQRgLn 

VENONA:the Origin ヴェノナが暴いた通信記録

 

ソ連コミンテルンとスペイン内戦―モスクワを中心にしたソ連コミンテルンのスペイン内戦介入政策の全体像   島田 顕

http://amzn.to/2nIsNdN

 

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『お父さんが教える読書感想文の書きかた』■たった78ページが教えてくれた、書くために大切なこと。

『お父さんが教える読書感想文の書きかた』の感想、レビュー(Scorpionsさんの書評)【本が好き!】 

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正直に告白すると、とある書評を書くのに完璧に行き詰っていました。
全然、話にオチがつけられず、自分でも「結局何を書きたかったんだっけ?」と思考も文章も同じところを堂々巡り。出来上がった書評を自分で読んでみても意味不明w
 
「この本は自分の手には負えなかった。もうこの書評はボツにして次の本に進もうかなあ」と思っていた矢先に、気晴らし程度に手に取ったのが本書です。
 
何のために書くの?-
 
誰のために書くの?-
 
感想文は感動文ではない!
 
文章はブロック単位で書け
 
起承転結の割合は〇:〇:〇:〇
 
本の紹介/ブックトークの書き方
 
などなど、たったの78ページしかありませんが、そこには「書評を書くための基礎」が網羅されており、「こういう気持ちで臨めばよかったのか」「ここはこう書けば良かったのか」と目から鱗の思いでした。
 
気晴らし程度に手にしたつもりが「手離せない一冊」/になってしまいました。
 

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違法薬物「緊縮財政」で幻覚症状をみている日銀ウォッチャーなる中毒者が次期総裁予想をしていますが

巷では違法薬物「緊縮財政」の影響で幻覚症状を見ている日銀ウォッチャーという中毒患者によるアンケート調査が紙面を賑わせています。

 

ならばいっそのこと、チャンネルくらら財務省ダービーで、

「健常者(一般国民)による事務次官予想」

を呼び掛けてみるのも面白いかも。

 

中毒患者による妄想よりはるかに有意義なはず。

 

《zak女の雄叫び お題は「乱」》「ポスト黒田」は黒田氏? 日銀総裁レースは混戦模様 - ZAKZAK

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2,000PV達成! 川中島合戦:戦略で分析する古戦史

2,000PV達成!
 
川中島合戦:戦略で分析する古戦史

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【流星光底、天を逸す】
川中島は辺境の縄張り争いに非ず!天下統一の準決勝だった永禄四年の死闘~

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拙書評7作品がトップ10入り! 本が好き!書評PVランキング(3/20-3/26)

拙書評7作品がトップ10入りしました!
 
本が好き!書評PVランキング

http://bit.ly/2dDufYe

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第2位 484PV 書評『慰安婦像を世界中に建てる日本人たち』 杉田水脈

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第3位 411PV 書評『川中島合戦:戦略で分析する古戦史』 海上知明

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第4位 320PV 書評『嘘だらけの日仏近現代史』 倉山満

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第5位 310PV 書評『アウシュヴィッツの手紙』内藤陽介

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第6居 310PV 書評『日本をダメにするリベラルの正体』山村明義

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第7位 296PV 書評『反米の世界史』内藤陽介

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第8位 243PV 書評『ハバロフスク』内藤陽介

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『日本をダメにするリベラルの正体』外伝 チャンネル錯乱、愛国詐欺のなれの果て  #チャンネル錯乱

チャンネル錯乱、愛国詐欺のなれの果て

~くらら絶縁状事件の真相と田母神切り捨て事件~

 

 『日本をダメにするリベラルの正体』 本編に関する書評はこちらに書かせて頂きました(http://bit.ly/2niiGhP)が、今回はその外伝を書きたいと思います。

 

増税政局~くらら絶縁状事件の真相~

2013年10月の忌まわしい消費税8%引き上げ決定後、憲政史家の倉山満先生がチャンネル桜の水島氏に対して”絶縁状”を叩きつけたことは保守言論界隈にいる人なら周知の事実かと思います。

このあたりのいきさつについては、優良ブログで経緯が詳しく書かれています。

(参照)

増税と政局」後日談 チャンネル桜 水島社長の変節 http://bit.ly/2nB4O2H

 

本著『日本をダメにするリベラルの正体』で明らかになったことは、水島氏は倉山先生に対しておこなったような仕打ちを山村先生に対してもおこなっていたということです。

   

驚いたのは、水島氏の周囲に対する攻撃と切り方ですチャンネル桜のオピニオン誌である「言誌」の編集者で評論家の小川寛大氏によれば、水島氏は倉山氏だけでなく、私に対しても「(山村は)切れ、切れ」と怒鳴っていたそうです。私だけではなく、他にも多くの保守論壇の人間が「保守分裂」のあおりを受けていました。

  

一時期私は、水島氏と倉山氏の仲介にも入ろうと思いましたが、水島氏側近からは「倉山氏を切れば番組にまた出させてやる」、「まずは倉山氏を切れ」などと直接言われ、こちらからお断りすることにしました。

   

以後は、チャンネル桜には一切出演をしておらず、今後どう頼まれても、チャンネル桜に出演することはないでしょう。

と山村先生は述べておられます。

  

■保守にとって涙すべき田母神切り捨て事件

また、本著では田母神さんが選対本部長を務めていた水島氏に後ろから斬りつけられ、「横領罪」「公職選挙法違反」のかどで東京地検に告訴されたことにも話題が及びます。

 

この件は少なくとも現状の構図としては、山村先生が指摘されているように「”正義感”(独りよがりのと注釈加えたいところですが)にかられた水島氏が田母神さんを”一方的に切った”と指摘されてもおかしくないものだった」というのは一部の錯乱信者以外であれば誰しもが感じるところではないでしょうか。

 

なんせ水島氏は都知事選のときに田母神さんを都知事候補に祭り上げ、「選対本部長」という選挙事務所の”最大の責任者”だったのですから。

  

そして田母神さんを背中から斬りつけた水島氏は自らのネットチャンネル、チャンネル錯乱もといチャンネル桜あらん限りの罵倒を田母神さんに浴びせます。

 

  • 『【祝・田母神さん不起訴】 Ch桜 水島氏の”悪宣伝”を振り返る #呆守 #Ch桜 #Ch錯乱』⇒ http://amba.to/29mJSXS 

 

また明らかに選対関係者がソース元と思われる記事も垂れ流されます。

 

この一件で、左翼やリベラル側から見れば「やはり保守や右翼はネトウヨだからダメだ」というレッテルが貼られ、「実際に大勢の人が保守陣営から離れていった」「保守は一大勢力になれず、この水島氏の田母神さんへの告訴によって、五年以上立ち直れなくなったと指摘されるような打撃を受け、千載一遇のチャンスを失った」と山村先生は指摘します。

 

森友学園と同じ手口の映画「南京の真実

上記のくらら絶縁状事件、田母神切り捨て事件以外にもチャンネル錯乱には多くの疑惑があります。

 

評論家の古谷経衝さんが寄稿『情で繋がり、情でつまずく保守の世界~森友学園以外にも繰り返されてきた保守の寄付手法』で鋭く切り込んでいますが、森友学園で行われた「寄付手法」、すなわち、「保守界隈で著名な言論人や文化人を理事や広告塔として起用し、それを「梃子」として多額の寄付金を集める」、このやり口にデジャヴを覚えるのは古谷さんだけではないはずです。

これこそ、チャンネル錯乱の常套手段なのですから。

  • 情で繋がり、情でつまずく保守の世界~森友学園以外にも繰り返されてきた保守の寄付手法~(古谷経衡) - Y!ニュース http://bit.ly/2nGCdcr

 

チャンネル錯乱の寄付金商法についてはこちらに詳しくまとめられています。

 

■まるで疑惑の総合商社、不正流用疑惑も?!

さらに極めつけは、チャンネル錯乱の水島氏自身が不正流用疑惑のある人物だということではないでしょうか。

  •  『不正?!流用?! 疑惑深める水島氏関連企業への支払い 頑張れ日本の収支報告② #チャンネル錯乱』⇒ http://amba.to/1TWIF8M

森友学園の籠池理事長も自分のことは棚に上げて、他人のことをあれこれ批判しているようですが、水島氏も同じ穴のムジナとしか思えません。

  

■愛国詐欺のなれの果て

保身のためには仲間を裏切り、背中を斬りつける-。

 

そのために保守勢力が打撃を受けようが知ったことではない-。

 

寄付金商法に手を染め、映画ヤルヤル詐欺を平然と行う-。

 

自身の不正流用疑惑には何ら説明責任を果たそうとしない-。

 

「愛国」を叫んでいるだけで、その中身はただ周囲に対して罵詈雑言を浴びせているだけ-。

 

これの一体どこが保守なのでしょうか?

 

そもそも「保守かリベラルか」というイデオロギー以前の問題として、”一人の人間”として、一体水島氏の”どこ”を評価すればよいというのでしょうか?

 

少なくとも私自身は本書『日本をダメにするリベラルの正体』を読んで、「結局、水島氏やチャンネル錯乱のやっていることは全てひっくるめて”愛国詐欺”とも称すべきもの」との思いを改めて強く感じた次第です。

 

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書評『現代アメリカ保守主義運動小史』~日本が知らない戦後アメリカの保守派の苦闘の歴史~

「日本が知らない戦後アメリカの保守派の苦闘の歴史」

 

日本に紹介されているのはリベラルのアメリカ戦後史だけ。日本でいうならば戦後政治史を共産党社会党の視点だけで紹介しているようなものだ-江崎道朗

   

ある意味で別書評を書いた「革命のインテリジェンス」と対を成す一冊。
「革命のインテリジェンス」ではアメリカにも”アメリカ共産党“が存在したことに触れた。
(「革命のインテリジェンス」に関する書評はこちら→http://bit.ly/2byMjnQ

そして本書では、日本が知らない、戦後アメリカの保守派の苦闘の歴史が書かれている。
 
本書は、米シンクタンクヘリテージ財団専任特別研究員のリー・エドワーズ氏の著書を翻訳したもの。
訳者の渡邉稔氏と共に中心メンバーとなって邦訳にあたった編著者の江崎道朗先生は、様々なコラムや講演会などで精力的に活動されている評論家であり、最近では、憲政史家の倉山満先生が主催する話題のネットチャンネル「チャンネルくらら」にもレギュラー出演されている。
江崎先生曰く
「日本に紹介されているのはリベラルのアメリカ戦後史だけ。日本でいうならば日本の戦後政治史を共産党社会党の視点だけで紹介しているようなもの」
であり、本書も世界中で翻訳され、中国ですら出版されていたにも関わらず、日本では全く邦訳されていなかったそう。
それを憂いた江崎先生が仲間と共に翻訳し出版に漕ぎつけたのが本書である。
 
■知られざるアメリカの実態 アメリカを牛耳る「ニューディール連合」と、それに対抗する「アメリカ保守」

 
本書でいう”リベラル“とは端的にいうとフランクリン・ルーズヴェルト大統領時代の、ニューディール政策が行われた頃にその基盤を拡大させた労組・知識人・マスコミからなる一大勢力、”ニューディール連合“のことを指す。 
この“ニューディール連合”こそ、ソ連のスパイ、共産主義組織コミンテルンによる間接侵略工作を最も受けた勢力であり、GHQの生みの親であり、いまなおマスコミを牛耳っており隠然たる影響力を持つと言われている。
(CNNなどは米国保守界隈では“CNN=コミュニスト共産主義者)・ネットワーク・ニュース”、日本でいえば “赤旗”と揶揄されているそう。)
 
そのニューディール連合への反発から始まり、「建国の理念」や「古典的リベラリズムリバタリアン)」を重視して展開されたのが“アメリカの保守主義運動”だとされている。
 
■リベラルとは形を変えた「共産主義者

本書では、日本には伝わることがなかった、戦後アメリカの保守派の苦闘の歴史が書き記されている。アメリカの保守派は負け続けており、その中には保守派自身の戦略ミス、消極的態度に起因する自滅なども含まれている。
とはいえ、自称“リベラル派”知識人による悪辣なレッテル張りもそれ以上にひどいというのがよくわかる。
 
リベラル派から言わせると、
伝統を重んじようという保守派の運動は、「いらついた精神のジェスチャー」であり、
共和党への投票は「ファシズムへの投票」であり、
共和党の大統領候補者は「精神的に不安定」で「内心は大量殺戮者」だそうだ。
 
リベラル派と言えば“自由”“平等”“博愛”をイメージするだろうが、これらの罵詈雑言はそのイメージからかけ離れているのではないだろうか。
アメリカの保守派が「アメリカのリベラル(ニューディール連合)は形を変えた共産主義者」と言いたくなる気持ちもよくわかる。
またアメリカで展開されたリベラル派による保守派への誹謗中傷と重なるように思えたのは、日本国内での反安倍陣営(民進党共産党などの野党、朝日新聞などのマスコミ、その他市民団体)によって展開された「アベ政治を許さない」というフレーズや、「安倍はヒトラーだ」、「安倍は歴史修正主義者」という喧伝ではないだろうか。
 
彼らの主張だけを聞いていると「アメリカに追従したくない」という風に聞こえるが、その実、相対する陣営に対する印象操作という意味では“アメリカのリベラル派の手法”を取り入れているというのはどういうことだろうか?
 
やはり、アメリカのリベラルも、日本のリベラルも「形を変えた共産主義者だ」というところに落ち着くのかもしれない。

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