日銀総裁人事を「小事」とのたまう、ザンネンな人たち #キテレツ三段論法 #日銀 #日銀ダービー #おい高橋
ある政策通曰く
「金融政策は単純作業だからAIでも十分なので、安部さんにとっては多分誰でもいい。」
「総裁は子会社人事なので総理には小さい」
「副総裁は総裁を補佐する(by日銀法)ので総裁に楯突くことはできない。」
なのだそう。さらには、
「安倍首相と飯を食えば、みんなファンになる。逆らえない」
「いざとなれば昼飯と称して黒田総裁をシバけばよい」
のだとか。
この人物の発言を整理してみると
①安倍総理と飯を食えば、みな安倍総理の”言いなり”になる。
↓
②つまり黒田総裁が安倍総理の言いなりになる。
↓
③副総裁は総裁に逆らえない。つまり副総裁は(安倍総理の言いなりになった)黒田総裁に従うしかない。
という珍妙な3段論法が成立するようです。
ツッコミどころが多すぎて、何から突っ込んでいいのかわかりませんが、例えば、「安倍総理と飯を食えば、みな安倍総理の”言いなり”になる」って、一向に言いなりにならない麻生とかどうなんですかね?
「政治家には効かないけれども官僚にはよく効く催眠術」というのが存在するのでしょうか。
それも財務官僚、内閣法制局にはまるで効き目がないようですが。
あと、この人物曰く「副総裁は総裁に逆らえない」らしいですが、2007年2月の金融政策決定会合によれば、当時、副総裁職にあった”ダメな方の岩田”こと、岩田一政氏が福井総裁(当時)に逆らって反対票を投じているようですが?
(P13~P14ページ参照)
政策委員会 金融政策決定会合 議事要旨
(2007年2月20、21日開催分)
ほんと、一番大事なこの時期に、くだらない戯言を吹聴するのは謹んで頂きたいですね。
リフレ派が馬鹿の集まりだと思われてしまう。