いよいよ本格化か?! 財務省人事を読む 前局長佐藤正之氏の転出先は内閣官房 九州財務局長に川瀬氏:日本経済新聞 #くたばれ財務省 #がんばれ関税局

いよいよ財務省人事も本格化しそうな気配ですね。

そう思った記事がこちら。

 

九州財務局長に川瀬氏:日本経済新聞

www.nikkei.com

 財務省20日、同日付で九州財務局長に国家公務員共済組合連合会総務部長の川瀬透氏が就任したと発表した。前局長の佐藤正之氏は内閣官房日本経済再生総合事務局次長となる。

 川瀬 透氏(かわせ・とおる)84年(昭59年)明治大政経卒、東北財務局へ。関東財務局管財第一部長などを経て17年7月から国家公務員共済組合連合会総務部長。福島県出身。58歳。

 

注目したのは、前局長の佐藤正之氏。

内閣官房日本経済再生総合事務局次長という肩書で内閣官房入りするようです。

そこで佐藤氏の経済観、財政観はどうなのかというのを調べてみたところ、ちょうどよい資料が。

 

doyu-kumamoto.gr.jp

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佐藤正之氏

 

(抜粋)

それでは、財政を再建するための方策は一体何か。それは、各論はともかく方向性は明快で、世界最悪の債務残高対GDP比の数字を下げれば良い。具体的には、分子の債務残高を小さくするべく毎年の財政収支赤字を抑え(=①社会保障支出等歳出の合理化・縮減、②消費税等歳入の拡大)、分母のGDPを大きくするべく③成長戦略ないし構造改革を進めることだ。日本のように財政状況が悪化してしまうと、この3つの方策をすべて同時に取らないと間に合わないと考えられる。

ちなみに、②歳入の拡大に関連して、なぜ消費税の引上げが言われるかと言えば、それは、所得税法人税のように、景気の振幅で税収がぶれることがないため、社会保障制度を安定的に支えることが出来ることがある(図6)。また、社会保障負担は、一般に現役世代に重くなるが、消費税は年齢を問わず均しくかかることから、現役世代への負担の偏りを回避することが可能となる。

(引用終わり)

 

人によってとらえ方は様々でしょうが、個人的には「宇宙が滅亡しても増税」の現官房長のベリヤ野氏に代表される財務省増税原理主義者というわけではなさそうかなと。

 

また佐藤氏は関税局畑をずっと歩いてきた人間のようなので、そのあたりも少し期待してしまいますね。

がんばれ関税局!