2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧
■協力内閣運動の虚妄 協力という名の排斥 一般に「非常時に対応するには二大政党が協力するしかない」という主張のもと、政友会と民政党による大連立を目指したといわれる協力内閣運動ですが、これを推し進めた安達謙蔵らの意図は一体、どこにあったのでしょ…
■押し寄せる独裁政治の波 ①や②で書いた通り、議会政治は「衆議院は醜戯院」と呼ばれるほど腐敗し、陸軍も難題は現場の関東軍に押し付けて責任を取らないグダグダ組織。それが昭和6年当時の日本の状態でした。 国家がなさなければならない仕事はますます複雑…
いよいよ財務省人事も本格化しそうな気配ですね。 そう思った記事がこちら。 九州財務局長に川瀬氏:日本経済新聞 www.nikkei.com 財務省は20日、同日付で九州財務局長に国家公務員共済組合連合会総務部長の川瀬透氏が就任したと発表した。前局長の佐藤正之…
浅川氏の後任財務官と報道されている武内氏は森友学園問題発生当時の近畿財務局長ですね。”財務省のスターリン”こと岡本”シゲーリン”主計局長からすると、麻生氏を喜ばせてやるのと同時に森友問題を引っ張ることで安倍総理をいびることができるというわけで…
反米官僚をトップに据えてG20は大丈夫?! 中曽根康弘氏が初代会長の東アジア共同体評議会に参与として参加 東アジア共同体評議会の概要http://www.ceac.jp/j/pdf/intr_2017.pdf【参 与】浅川 雅嗣 財務省財務官森本 浩一 文部科学省国際統括官 JSME 日本金…
■中央VS出先~満洲事変前夜としての張作霖爆殺事件~ 満洲事変期における政局の主役として、政党政治とともに「軍部」の存在も忘れてはなりません。 とはいえ、通説では「軍部の独走により満洲事変が起こった」「満洲事変は陸軍が一枚岩で行ったもの」という…
■「昭和6年9月18日~12月11日の専門家」による”本気の書” 『嘘だらけ~』シリーズの他、『大間違いの織田信長』『『誰も教えてくれない 真実の世界史講義』『日本一やさしい天皇の講座』『右も左も誤解だらけの立憲主義』『自民党の正体』『検証 検察庁の近…